ラベルデザインを手掛けた北海道釧路の酒蔵、福司酒造さんのセカンドブランド「五色彩雲(ごしきのくも)」のブランドサイトを制作しました。
北海道釧路の風土と共にあるお酒であること、そして若手のチャレンジが伝わること。この二つをコンセプトとして、写真を中心としたモダンなデザインで表現しました。このお酒を通して、少しでもこの取り組みや、ひいては釧路という土地そのものに興味を持ってくれる人が増えることが願いです。
もともと福司さんと関わりを持ったきっかけは、製造部リーダーの 梁瀬 一真 さんと釧路の飲み屋などで遭遇するたびに「デザインやらせてくださいよ!」としつこく言い続け、2年越しぐらいで新商品が出るタイミングでお声がけいただき「YONAGA」というお酒をデザインさせてもらったのがはじまりです。
「五色彩雲」はブランドを立ち上げるときもネーミングを考えるところから声をかけてもらい、理想のネーミングが商標NGで一緒にがっかりしたり、ブランドの核となるコンセプトや一真さんの想いを言語化して形にしたり、お酒を作るところ以外の「形」にするところをずっと一緒にやらせてもらいました。
言葉や写真などで、北海道在住の素晴らしい方たちに協力いただきました。ありがとうございます。
クライアント: 福司酒造株式会社
アートディレクション・デザイン:小野寺 千穂(ワッカ)
フロントエンドエンジニア:阿部 辰也
コンセプトライティング: 阿部 光平 (IN&OUT -ハコダテとヒト-)
写真撮影(五色彩雲・福司酒造): 崎一馬
写真協力(釧路紹介): 佐藤 明彦